大人気のSBIラップが、想像以上にすごかった。

 

・「SBIラップ」とは、

全自動でAIが代わりに運用してくれる最先端の資産運用サービスのことですね。
AIが自動で運用してくれる、いわゆるロボアド(ロボアドバイザー)の一種で、例えば「ウェルスナビ」が有名ですよね。
ロボアドの市場規模はどんどん拡大しており、運用残高は、3年足らずで2倍以上に増えています。
日本能率協会総合研究所が調査したロボアドバイザーの市場規模は、このように年々増加し、2023年にはなんと260万口座に達するという予測が出ています。
今回ご紹介するロボアド、「SBIラップ」は「ロボアド業界に新風、SBIラップに勢い」というタイトルで、日経新聞にも掲載されています。
サービス開始後すぐに口座申し込みが1万件を超え、なんと15営業日で預かり資産残高が50億円を達成したとのことです。
これだけ大人気の理由は、SBI証券に口座を持っていれば少ない手続きで始められる点が大きいようですね。

・SBIラップのアルゴリズムは、
危機を察知すれば保守的な配分に、好景気を見越せば積極的な配分に、相場の状況に合わせて自動でリスクを調整します。
ちなみにSBIラップの基盤となっている「ROBO PRO」というAIは、すでに2年以上前にリリースされており、金融機関でプロが使うレベルのAIを、個人向けとして提供しているようです。

・「SBIラップ」は、あらゆる資産に幅広く投資します。
米国や他の先進国、新興国の株式だけでなく、債券や不動産、金など含む、合計8資産に分散投資をしています。
米国や他の先進国、新興国の株式は、各国の経済成長によるリターンが期待できますし、米国債や新興国債、ハイイールド債を組み込むことで
株式よりも比較的安定した価格推移が得られます。
そして、株式や債券などの金融資産だけではなく、金や不動産といった代表的な実物資産も組み込むことで、インフレへの対応や分散効果が期待できます。

・各資産への投資比率の決定は、
1990 年にノーベル賞を受賞した、あの有名な「現代ポートフォリオ理論」に基づています。
投資の勉強をしていて知らない人はいないと思いますが、現代ポートフォリオ理論とは簡単に言うと、「リスクを軽減しながらリターンを向上する分散投資効果」のことですね

・手数料は、
投資一任手数料0.66%+0.295%で、合計の手数料は年率0.955%(税込)ということになります。ちなみに有名どころでいうとウェルスナビも、年率1.1%の手数料で、SBIラップよりも高いんですが、3000万円以上を預ければ、3000万円を超える部分の手数料は0.55%に下がるそうです。ですのでまあなかなかいないとは思いますが、3000万円以上預ける場合はウェルスナビも検討した方がいいと思います。

僕個人的には、

今からロボアドバイザーを活用するなら間違いなくSBIラップが最有力候補になると思いました。

ロボアドバイザーに今まで興味がなかった方も、SBIラップなら月1万円から気軽に投資可能ですから、インデックス投資や高配当株投資などと併用して運用してみるのもおもしろいと思います。株式100%だと暴落時にモロにダメージを食らいますし、
かといって債券や金を保有すればするほど確実に上昇相場のリターンは落ちてしまいます。そこで@最先端のAIが自動でリバランスしてくれるSBIラップをポートフォリオに組み込むことで、リスクを軽減しながらも高いリターン目指してくれるため、かなり安心感が増すと思います。ぼくも個人的に、検討の余地があるなと思いました。

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